ファミリー劇場「悪魔のような美女」、2014年9月13日放送

※この記事は一部にミステリー(推理小説)のネタバレを含みます

1977年から1985年にかけてテレビ朝日の土曜ワイド劇場枠で放送されていた天知茂主演の通称「江戸川乱歩の美女シリーズ」(Wikipedia)から、1979年4月14日放送の「江戸川乱歩の「黒蜥蜴」より 悪魔のような美女」が9月13日にスカパー!のファミリー劇場で放送されました。たぶん何度目かの再放送です。ファミリー劇場以前にも、ミステリチャンネルでも再放送されていました。

ストーリー中、宝石怪盗「黒蜥蜴」(小川真由美)が、刑事たちの見張りをかいくぐって宝石商の令嬢(加山麗子)を誘拐する過程で、顔に白いパックを施して令嬢になりすまし刑事の目をあざむくというシーンがあります。白塗り的なものが顔を隠す手段に使われているということで、簡単に記事にしておきます。かなり無理がある強引な設定ですが、そういった部分もこのドラマシリーズの魅力の一つになっています。

ついでに、江戸川乱歩の「地獄の道化師」では、女性の犯人が性別を隠すために厚い白塗りの道化師姿で出没するという描写があり、このドラマシリーズでも「白い乳房の美女」としてドラマ化されていますが、ピエロのシーンは明らかに男性が吹き替えており、残念ながら「性別を隠すための白塗り」という要素については映像化されていません。


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Eテレ「超能力ファミリー サンダーマン」#5

NHK Eテレの海外ドラマ「超能力ファミリー サンダーマン」第5話にて、発明装置で巨大化させすぎたトマトが破裂し、その汁(という設定の赤い素材)が主人公のフィービー(キーラ・コサリン Kira Kosarin)たちの顔の一部や服にかかるというシーンがありました。



KTV「カスペ!・志村けんのバカ殿様秋の収穫祭」、2014年10月28日放送

10月28日放送の「カスペ!・志村けんのバカ殿様秋の収穫祭」にて、腰元の多岐川華子が「いいよなおじさん」から赤い飲み物を顔にぶっかけられるシーンと、同じく腰元の磯山さやかと池田夏希が時間を止める時計を手にしたバカ殿様のいたずらにより顔に黒のスティックファンデーションでどろぼうひげなどの落顔をされるシーンがありました。

他に、化け物と化したバカ殿が次々と腰元をおびえさせるが最後にそれ以上の化け物顔になった腰元を見て逆に驚くという定番コントがありましたが、以前は特殊メイクや白塗りなどによって表現されていた化け物メイクが、今回はCG加工に変わっていました。