「アウト×デラックス」10月10日放送分にて、顔や髪に絵の具をつけて巨大なキャンバスに絵を描くアーティスト(田嶋奈保子)が出演し、同様のパフォーマンスに遠野なぎこが挑戦するというシーンがありました。
この番組は、いろいろな意味で型破りな人たちをゲストに迎えて、その所以となるエピソード・特徴・一芸・趣味・パフォーマンスなどを披露してもらったり、それをテーマにトークしたりというのが基本的な内容です。
「髪の毛がボロボロになるアーティスト」という触れ込みで素顔のアーティストが登場し、MCの矢部浩之とマツコ・デラックスに自身の活動を簡単に紹介した後、スタジオで実際にパフォーマンスを披露します。髪に赤と黒の液状の絵の具、顔に黒と赤のチューブ絵の具を塗りつけて絵を描き、完成すると壮絶な見た目になっているアーティストに対して、コメンテーター的な役割のレギュラー出演者たち(「アウト軍団」)が様々な反応を示す中、遠野なぎこが「これやりたい」と言いだし、実際に挑戦することになります。
遠野なぎこは、髪に赤や白の液状の絵の具をつけ、顔には赤のチューブ絵の具を塗りつけて、「サケ」の字を織り込んだ模様を描いていました。開始後すぐに「おもしろい」、完成後に気分を聞かれて「今日はいい酒が飲めそう」とコメントしたり、終始前向きな様子でした。
オンエアは現場での収録順とは異なっていたらしく、アーティストのパフォーマンス→別のゲストの登場やレギュラー出演者によるコーナー→最後に遠野なぎこのパフォーマンスという順番の構成でした。番組中盤のコーナーで絵の具を落とした遠野なぎこが戻ってきていましたが、そのときには肌や髪にまだらに赤色が残った状態でした。
こうしたバラエティでは、遠野なぎこのノリノリな反応も含めて、それぞれの出演者が自分の役割を意識しながらコメントしたりリアクションをとったりするものだと思いますが、それでも、大鶴義丹「妙ないやらしさを感じるのは俺だけですか」、坂上忍「なんでもかんでもアートでごまかされるのが大嫌い」、山里亮太(南海キャンディーズ)「ハイリスクローリターンじゃないですか」などなど、こうした系統のアクションやパフォーマンスに対して、率直にも思える出演者からの様々な反応が見られた点は興味深いかもしれません。
なお、このアーティストさんは以前日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」でも紹介されたことがあります(Channel B.P.D. Weblogの記事)。
画像枚数が多いため、転送量やサーバ負荷の軽減の都合上、この記事の全画像はGoogleドライブに置きました。上記はその抜粋を掲載しています。
(10月19日追記)
TellyGungeブログにも記事が掲載されています。