9日の「乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!」(関東)

■7月9日(火)、NTV、「乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!」(関西では放送なし)

初回の「NOGIBINGO!」でクリーム噴射と顔面ケーキがあった同番組ですが(7月4日の記事参照)、日テレ番組表の詳細によると、次回「NOGIBINGO!」のほうでバラエティの定番「ぽかぽかドボン」があるようです。

「ぽかぽかドボン」とは、通常、粉場の上に渡した丸い棒に2人が相対する姿勢でまたがり、大きな棒状のクッションなどでお互いを叩きあって相手を粉場に落とすゲームです(2011年8月18日の「どっきんぐ48」の記事など参照)。

「落ちたら最後、全身&顔面粉まみれ地獄!果たして乃木坂の最弱王は誰だ!?」(引用)とあるので、もしかしたら負け残りのトーナメントか何かでしょうか。番組の方向性として顔を避けないように指示されている可能性もあり、派手な展開が期待できるかもしれません。いずれも違っていたらすみません。

関西では放送がありませんので、ご覧になれる方からの情報をお待ちしています。

NTV「NOGIBINGO!」#1(「乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!」内)、2013年7月2日放送[追記あり]

日本テレビで乃木坂46とHKT48がそれぞれの冠番組の出来映えを競い合う「乃木坂46×HKT48 冠番組バトル!」が7月2日に始まりました。その中の乃木坂46の番組「NOGIBINGO!」にて、メンバー31人がドッキリで顔面にケーキを押しつけられたりクリームを噴射されたりする企画がありました。(関東の方から詳しい情報をいただきました。ありがとうございます!)

「NOGIBINGO!」のそもそもの趣旨は、全国的な人気アイドルグループとなったAKB48メンバーが「AKBINGO!」でパイや粉をかぶるなど体を張っていたのと同じように「乃木坂46メンバーも体を張れば国民的アイドルになれるのか?」というもので、初回はメンバーをクリームまみれにするドッキリ企画が行われました。

メンバーそれぞれのキス顔を収録するという偽の企画で呼び出し、設定に応じた恥ずかしい演技やモノマネをさせるなどのムチャぶりトークをした後、目をつぶったキス顔を披露させ、その隙にカメラマン側の位置から筒状の装置からクリームを噴射するか、または目の前にあるホールケーキの置かれたテーブルが水平から垂直に跳ね上がって顔にケーキがぶつかるというパターンです。

ドッキリはメンバー31人に対して行われ、中心メンバーや人気メンバーは1人ずつまたは2人で、それ以外は4人以上などのグループで一括して仕掛けられています。番組で紹介された順に箇条書きします。

○桜井玲香・生田絵梨花…クリーム噴射

○橋本奈々未…クリーム噴射

○生駒里奈…顔面ケーキ

○西野七瀬・松村沙友理…顔面ケーキ

○白石麻衣…クリーム噴射

○深川麻衣・市來玲奈・中元日芽香・樋口日奈…クリーム噴射

○高山一実・伊藤万理華・斉藤優里・井上小百合…顔面ケーキ

○星野みなみ・若月佑美・秋元真夏・中田花奈…クリーム噴射

○伊藤寧々・川村真洋・齋藤飛鳥・斎藤ちはる・川後陽菜・永島聖羅・能條愛未・畠中清羅・衛藤美彩・宮澤成良・大和里菜・和田まあや…クリーム噴射

付着は、特に噴射のほうは万遍なく顔や上半身が白く染まる感じでした。ケーキのほうもターゲットが単体など人数が少ない場合は良好な付着でしたが、人数が複数になるとやや顔からずれて当たるシーンもありました。また、単独または2人で仕掛けられたメンバーは付着後の映像も長めに流れていましたが、人数が多くなるとそれもダイジェスト気味に短くなっていました。

ドッキリという設定については、顔面ケーキのほうは足元がビニールで養生されていたことから、西野七瀬など、ケーキが何らかの形で使われることに薄々気づいていたメンバーもいたようです。また、クリーム噴射は顔面ケーキ以上に突飛なドッキリで、ガチンコで仕掛けるには少々ハードルが高いと思われますが、噴射後にジタバタしたり即座に拭い落とすメンバーが誰もいなかったことからすると(通常、人は不意に顔に水が飛んできただけでも反射的に拭い落とします)、おそらくクリーム噴射については事前に知らせて、顔面クリームを撮る趣旨だから拭い落とさないようにと指示していたのではないかと思います。そういったところも含めてバラエティで、野暮な指摘かとは思いますが、違っていたらすみません。

クリーム噴射や顔面ケーキを受けたメンバーはそのまま順にスタジオに連れて行かれ、全員が揃ったところでMCのイジリー岡田と対面、イジリー岡田からドッキリ前のムチャぶり部分やドッキリ後のリアクションについてツッコミを受けていました。番組の最後にメンバー全員が整列して番組のタイトルコールをしたところで再びクリーム噴射がありました。人数が多いため全員が再び真っ白になるところまでは行きませんでしたが、立ち位置によってはまともに浴びたメンバーもいたようです。

これまであまり今回のようなパイ系のシーンがなかった乃木坂46ですが、デビュー後からインタビューなどでパイ投げしたいと言い続けてきたという白石麻衣が今回クリームを浴びて「ありがとうございました」とリアクションするなど、AKB48同様、機会さえあればこういった系統の企画も面白がるメンバーも多いのかもしれません。

今後については、イジリー岡田が「普通に体を張っていたらAKBを超えることはできない、そこでAKB48がやってこなかった体の張り方を…」と言っていたので、単純に「AKBINGO!」と同じ企画をするというわけではないようです。

パイ・粉・メイク系を含む様々な企画をした「AKBINGO!」があって今回の乃木坂46の番組が成立しているわけですが、アイドルグループの冠番組が30分まるまる「顔にクリームがつくこと」に主眼を置いて構成されるというのは希有なことかもしれません。


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