「Rの法則」11月19日放送分にて、R’sメンバー(この番組のレギュラー出演者)のうち4人がゲストのゴールデンボンバーとともにエアバンドに挑戦する企画があり、飯田麻由が樽美酒研二風の白塗りメイクをしていました。
今回は生放送ですが、当該の企画については、挑戦するR’sメンバーとゴールデンボンバーの対面から練習までの様子はVTRにまとめられ、その後、スタジオで本番のパフォーマンスを生披露するという構成でした。
VTRはバラエティ的な起伏のある演出になっていて、両グループの対面後、ゴールデンボンバーからヴィジュアル系メイクを施してあげるという提案が出ますが、R’sメンバーからは樽美酒研二の白塗りを指して「あんなメイクしなきゃいけないんですか?」というコメントが出たりして、4人のうち誰が白塗りメイクの役をやるのかで押し付け合いになります。ダチョウ倶楽部のような「どうぞどうぞ」のやりとりを経て、結局、抵抗を示しつつも飯田麻由が白塗りをする羽目になるという展開でした。メイク中が映ったのは少しだけですが、完成後はアップも多く、練習・本番ともそのメイクで出演しています。スタジオでパフォーマンスを披露して盛り上がったあとは、むしろメイクを気に入った感じのコメントをしていました。
静止画では、最初にメイクをされたとき(練習VTRのとき)と本番のときとで眉や口元などの描き方が微妙に違っているように見えます。飯田麻由オフィシャルブログにも「本番メイクはメイクさんがやってくれた」と書かれているので、練習部分は別の日または別の時間帯に収録していったんメイクを落とし、本番は改めてメイクをし直したようです。
バラエティなどで罰ゲームとして奇抜なメイクや落顔が使われることはときどきありますが、何種類かのメイクを複数の人が選択するシチュエーションで、特に奇抜なメイクをする役割をはっきり押しつけあうパターンがこれだけ明瞭に示されるのは、珍しいかもしれません。
今回のメイクをめぐるやりとりや展開がどこまでがシナリオに沿ったものでどこまでが出演者の素の反応なのか詳しくは分かりませんが(両者がうまく混ざり合っていてはっきり線を引くことができない場合もあります)、テレビ的にキャラクターと役割の相性を考慮する必要があることやギターソロのシャンプーパフォーマンスなどからすると、おそらくメイクについては事前に割り振りがあったのではないかと思います。
飯田麻由オフィシャルブログ(記事1・記事2)と樽美酒研二オフィシャルブログに収録時の写メが掲載されています。