KTV「ドリフ大爆笑92」、1992年10月20日放送

このあと掲載の記事で思い出した、古いシーンのご紹介です。「ドリフ大爆笑」は、1977年から1990年代後半頃までフジテレビ系列「火曜ワイドスペシャル」枠で概ね月1回ペースで放送されていた、ドリフターズ出演のコント番組です(Wikipedia)。関西では関西テレビでネットされていました。

「ドリフ大爆笑」は「だいじょうぶだぁ」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」に比べるとゲストの女優やアイドルへのパイ投げは少なかったような印象がありますが、1992年10月20日放送分のコント「みんなの迷惑 長電話」では、加藤茶・志村けん・仲本工事に混じって、渡辺美奈代・本田理沙・中村綾の3人がパイ投げされています。

このコントは、公衆電話で加藤茶扮するサラリーマンが長電話をしていると、その後ろに志村けん・渡辺美奈代・本田理沙・中村綾・仲本工事の行列ができてしまい、最後尾から先頭へ順に「まだなのか?」、先頭から最後尾へ順に「まだだ」という伝言を繰り返すうちに、肩の小突き合いから菓子箱の蓋でのはたき合い、服の破り合い、パイ投げ、水かけへとエスカレートしていくという展開です。伝言ゲームのように列の前から後ろへ、または後ろから前へ、同じ仕打ちが繰り返されて、先頭または最後尾に達して折り返すところで、別の攻撃方法に変わっていきます。

これと似たコントとしては、「志村けんのだいじょうぶだぁ」で、公衆電話で長電話する高樹澪と順番を待つ志村けんが1対1でやり合ってパイ投げへとエスカレートしていくものもありました。放送時期はたしかそちらのほうが早かったでしょうか。

最近では携帯電話が普及して、ふつうの街中で公衆電話の順番を待つ列ができる光景はほとんど見かけなくなりました。そういった点でも時代を感じさせるコントかもしれません。


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KTV「めちゃ2イケてるッ!街はすっかり冬だけどやるんだよスペシャル」、2013年11月16日放送

11月16日放送の「めちゃ2イケてるッ!街はすっかり冬だけどやるんだよスペシャル」にてAKB48グループのメンバーによる運動会企画「め茶女第48高校体育祭」が行われ、その中の競技の相撲で数人のメンバーが土俵の周囲の粉に落ちていました。

体育祭は15人のメンバーが赤組7人(主にベテラン)VS白組8人(主に若手)の2チームに分かれての対抗戦で、相撲は全員参加で行われました。土俵の周りには粉が広く敷かれていて、土俵から落ちて負けると粉まみれになる、いわゆる粉相撲形式です。衣装は体操服にハーフジャージ、その上からまわしをつけています。

結果を簡単に書きます(左側が赤組、右側が白組)。

○大島優子VS川栄李奈●

●指原莉乃VS松井珠理奈○

○峯岸みなみVS入山杏奈●

○北原里英VS渡辺美優紀●

●柏木由紀VS松井玲奈○

○小嶋陽菜VS山本彩●

●柏木由紀VS横山由依○

●渡辺麻友VS島崎遥香○

4勝4敗のため延長戦
●峯岸みなみVS山本彩○

このうち、川栄李奈・指原莉乃・入山杏奈がわりと顔も白くなっていましたが、あとはまだらだったり、顔はほぼ綺麗なままでした。松井珠理奈は試合が終わったあとに指原莉乃から粉に押し込まれ、勝ったにもかかわらず顔の一部に粉がついています。粉質のせいか収録時の湿度のせいか、全体的にあさっりめの付き方だったようです。

また、北原VS渡辺、柏木VS松井玲奈、小嶋VS山本、柏木VS横山それに延長戦の峯岸VS山本の5試合はダイジェストで流れ、粉落ちのあともかなり短くしか映っていません。

予告では柏木由紀の顔が白くなったシーンがありましたが、オンエアでは柏木由紀の試合は2試合ともダイジェスト扱いだったということもあり、当該のシーンは見当たりませんでした。

次回11月23日放送分はこの体育祭の「完全版」を放送するようなので、もしかしたら粉相撲の追加シーンが何かあるかもしれません(めちゃイケの「完全版」とは、スペシャルの未公開シーンや舞台裏を流す通常回のことです)。ただ、今回映っていた付き方からすると、未公開部分にもそれほど派手なシーンはなさそうに思います。

粉相撲の他に、渡辺麻友が加藤浩次との寸劇のオチでごく軽めの爆発メイクをして登場するシーンもありました。




画像枚数が多いため、転送量やサーバ負荷の軽減の都合上、この記事の全画像はGoogleドライブに置きました。上記はその抜粋を掲載しています。

YTV「世界の果てまでイッテQ!」、2013年11月3日放送

「世界の果てまでイッテQ!」11月3日放送分にて、出川哲朗と鈴木奈々が催眠術は本当にかかるのかを検証する企画があり、体が棒のように固まる催眠をかけられた鈴木奈々が出川哲朗から生クリームのパイをぶつけられるというシーンがありました。

顔の正面に来たものをまったく避けずに受けたため、ほぼ顔全体に付着して白くなっています。衣装はこの番組でいつも使われているつなぎの作業服です。

鈴木奈々は今回が「出川ガール」初参加ですが、これまでのバラエティでの活躍ぶりからVTRの導入部で「女出川」と紹介されていたり、また今回パイ投げされるところで「私がこれやるんですか?」(鈴木)というコメントに対して「そういうキャラでしょ?」(出川)と言われるなど、全体的にバラエティ色を強調する扱いを受けていたので、今後も何か期待できるかもしれません。

これまで鈴木奈々のバラエティでの活躍としては、少し前に「うわっ!ダマされた大賞2013秋2時間SP」にて泥まみれになるというシーンもありました(10月14日の記事参照)。


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フジテレビONE「アイドリング!!!<地上波版>」#128、2013年10月12日放送

「アイドリング!!!<地上波版>」#128(スカパー!フジテレビONEでは10月12日、地上波サンテレビでは10月19日放送)にて、CSレギュラー回#1044で流れた「5期生 vs NEO期生 アイドリング!!!大相撲」(9月30日の記事参照)のダイジェスト版が放送されました。

地上波版のほうでは、CSでは放送時間内に収まらなかった玉川来夢VS古橋舞悠、玉川来夢VS佐藤麗奈、玉川来夢VS関谷真由の対戦も収録され、古橋舞悠が顔にも粉がつくような落ち方をしていました。ただしあわただしいカメラワークと短くまとめられた編集で、粉顔はあまり映っていません。

この記事ではCSレギュラー回では放送されなかった部分についてのみ取り上げましたので、企画の全貌については9月30日の記事もご参照ください。


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東海テレビ「ドッキン!やばいばる」、1984年頃放送(運動会企画)【追記・訂正あり】

ブログ読者様からの「2013年6月ご提供クリップ」に含まれていた、1980年代半ばの東海テレビ「ドッキン!やばいばる」からのシーンです。この番組で定番の罰ゲームとして行われていた顔拓については、過去に3つの記事でご紹介しました(1番目2番目3番目)。

「ドッキン!やばいばる」ではレギュラー出演者「いいたまギャルズ」(「いいたまGALS」)による運動会企画も行われていたようで、粉の中から大福を探す競技や、泥んこ○×クイズ泥んこあみだくじ(訂正、追記部分参照)のシーンがありました。

泥んこ○×クイズ泥んこあみだくじの泥は浅めで全身が浸されるほどの量はないですが、柔らかくスムーズで、多くのメンバーが衣装のTシャツ・短パンを泥色に染めていました。顔にはまだらに着く程度だったようです。コーナーの雰囲気的に泥んこになることが前提になっているのか、マットが敷かれたセーフの壁に飛び込んでも他のメンバーから泥をかけられたりして、結局ほぼ全員が泥に巻き込まれていました。

クリップには運動会の粉と泥んこの部分のみが収録されていて、企画の全貌はわかりません。最後に司会者が「いつも最後には泥んこになってしまうという運動会なんですが、また来年もやれるよう…」というようなことを言っていたので、何度か行われている恒例の企画だったのかもしれません。

(12月7日追記・訂正)
コメント欄でいただいた情報によると、

  • 運動会企画は半年に一回くらい行われ、紅組・白組に別れての対抗戦だった
  • 最終結果が決まったあとに、罰ゲーム企画として「泥んこあみだくじ」があった。(○×クイズではない)
  • 3つの壁のうち2つが泥プールになっていて、勝者チームがあみだくじの横棒を自由に入れて、敗者チームのメンバーがくじを選び、あみだくじに沿ってボードに飛び込むという形式だった。

とのことです。(詳しい情報ありがとうございました。)

たしかに、映像では、ボードに向かって引かれた3本の地面の縦線とそれら縦棒同士のあいだにある木製か何かの動かせる横棒が映っていて、(クリップでは短く編集されていて断片的ですが)メンバーがそれに沿って動いて飛び込んでいるらしい様子が確認できます。○×クイズではありませんので、訂正いたします。


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