MBS「有田プレビュールーム」、2020年9月7日放送

MBSテレビ「有田プレビュールーム」9月7日放送分にて、鈴木奈々がビニールプールの泥に自ら飛び込むシーンがありました。

この番組は、ゲストタレントの持ち込み企画を試しに映像化して、MCのくりぃむしちゅー有田らがシリーズ化に価するかどうか検討するもので、今回は出川哲朗プロデュースにより、仕込みなしの本当のドッキリとターゲットにあらかじめ内容を教える嘘のドッキリのどちらが面白くなるかを検証するVTRがありました。出川哲朗の人選で3人のターゲットにそれぞれ違うドッキリが仕掛けられ、その一人が鈴木奈々でした。

ターゲットが通路を歩いていると突然見知らぬ人に「コラ!」と怒鳴られる「コラおじさん」ドッキリを鈴木奈々に仕掛け、さらに、怒鳴られる場所のすぐ横にこれ見よがしにビニールプールの泥を設置しておきます。仕込みなしの場合、鈴木奈々は驚くものの、リアクションに泥プールを絡めるところまでは至りません。しかしドッキリのネタばらしでディレクターが登場すると、泥プール設置の意図を酌み取り、「もしかして(驚いて)泥に落ちたほうが良かった?」と言って、リアクションが薄かったのではないかという反省をします。

ディレクターが、不本意であればもう一度撮り直してもいいと2回目に誘導し、鈴木奈々はドッキリの内容を全部知った上で再度挑戦します。今度はコラおじさんに驚いた後、顔も泥まみれになるような姿勢で派手にビニールプールの泥に飛び込み、顔全体が泥で真っ黒になりました。そのあと、出川哲朗が登場して企画の趣旨を明かし、「汚れ具合は100点」だが、リアクションはあまりにもわざとらしくて「ひどい」と評していました。

素材の質感と相俟って、ここ最近あった素材に飛び込むタイプのドッキリの中で、もっとも顔の付着の多い仕上がりでしょうか。おそらく鈴木奈々以外ではこのような飛び込み方はしなかったのではないかと思います。

スタジオトークのあと、「シリーズ化」と判定されましたが、実際に2回目があるか、またこういった系統のドッキリがあるかどうかはわかりません。


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複数番組一括記事、2020年6月~8月放送

軽めのシーンなどをまとめてご紹介する記事です。前回からだいぶ期間が空いてしまいました。

●YTV「ten.」、2020年6月15日放送

奈良の舞妓の特集で、化粧シーンが少し映っていました。

●KTV「セブンルール」、2020年6月16日放送

「お肉ジャパン」のオーナーがイベントを盛り上げるためにセーラームーンのコスプレで歌舞伎メイクしていました。

●BS11「虹のコンキスタドールが本気出しました!?」#12、2020年6月25日放送

運動会企画で、「虹のコンキスタドール」の的場華鈴と根本凪が粉の中から飴玉を探す飴食いをしていました。的場華鈴は真っ白になっています。

●KTV「アンタッチャブルのおバカワいい映像バトル~どうぶつ軍VS人間軍~」、2020年7月8日放送

海外の面白VTRの紹介で、泥道のバイクレースのリポーターが泥跳ねの直撃を受けるシーンがありました。

●Amazonプライムビデオ「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」シーズン2#3、2020年7月10日から配信中

何をされても動じないゲームで、池田美優(みちょぱ)が顔にクリームの噴射を受けていました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08BZVFBTQ

●BSフジ「東京03 in UNDERDOGS -今日は負けたけど、明日は絶対勝つ-」#4・#5、2020年7月8日・8月5日放送

番組内のミニドラマ「ゾンビに恋は難しい」にて、葵うたのが軽めのゾンビメイクをしていました。

●KTV「報道ランナー」、2020年7月22日放送

奈良の舞妓の特集で、化粧シーンが少し映っていました。

●NTV「ノギザカスキッツ」#7・#8、2020年7月27日・8月3日放送(Huluでも配信)

#7で田村真佑がかなり薄塗りのコウメ太夫、#8で遠藤さくら・北川悠理・筒井あやめ・佐藤璃果がワンポイントのビジュアルメイクをしていました。

●YTV「土曜はダメよ!」、2020年8月1日放送

夫婦で沖縄民謡バンドをしている人がチョンダラーの白塗りをしていました。

●KTV「日曜THEリアル!世界法廷ミステリー」、2020年8月9日放送

アメリカで実際にあった殺人事件の再現VTRで、女性がピエロ姿の犯人になっていました。背が高いことから、目撃者からは男性だと証言されていたそうです。

●ファミリー劇場「志村けんのバカ殿様 大当たり!!初夢スペシャル」、2020年8月12日放送

地上波のフジテレビで2004年1月4日に放送された回の再放送です。フジテレビアナウンサーの長野翼・中野美奈子・中村仁美と腰元役の一人が、黒ドーランと青ドーランで太眉やヒゲの落顔をされていました。私が当時クリップ集に残しておらず、そのため過去記事からも漏れていたようですので、取り上げておきます。もしかしたら2000年代以降の「バカ殿様」・「だいじょうぶだぁ」の他の回でも、同様の取りこぼしがあるかもしれません。

●ニコニコ生放送「まついがプロデュース」#50、2020年8月12日配信

声優の湯浅かえでがクリーム砲を受けていました。

●ABC「第1話 シーズン2」#6、2020年8月16日放送

NMB48の川上千尋と堀詩音が薄白塗りの舞妓風メイクをしていました。シーズン2の開始に気付かず、#4まで見逃していましたが、何もなかったでしょうか。

●YTV「24時間テレビ43」、2020年8月22~23日放送

深夜2時頃に始まった、日テレの過去番組のVTRをテーマ別に振り返る企画で、アイドルのブレイク前の秘蔵映像として「NOGIBINGO!」第1シーズンの乃木坂46白石麻衣他数人へのクリーム砲が映っていました。「AKBINGO!」も取り上げられましたが、こちらは前田敦子の粉シーンが一瞬映ったのみでした。

●YTV「ytvアナウンサー向上委員会 ギューン↑」、2020年8月26日放送

読売テレビアナウンサーの黒木千晶が、キャラに両面があるという設定のもと、顔半分を赤塗りして赤鬼メイクで出演していました。

【8月29日追記】
●YTV「ぐるナイ」、2020年7月16日放送

放送時にTwitterで触れましたが、記事作成時に書き忘れていました。「令和のおバカ王クイズ」の罰ゲームで、SNSで有名な東菜摘(なつみかん)が墨汁でヒゲを描く落顔をしていました。この企画はこれまで何回かあり、ぼる塾の田辺智加も他の回で同じ罰ゲームをしていたように思います。

この回の罰ゲームのメニューに「顔面パイ」がありましたが、今のところパイ投げはまだ登場していません。


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KTV「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP 長澤まさみ&東出昌大にドッキリ決行SP」、2020年7月11日放送

カンテレ7月11日放送「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP 長澤まさみ&東出昌大にドッキリ決行SP」にて、ターゲットに○×クイズの回答を迫って正解でも不正解でも泥落ちする「突然2択クイズ」があり、朝日奈央とほのかが泥んこになっていました。

朝日奈央は顔にもまだらに泥が付いています。ほのかは、事務所とビジュアル路線で行くと話し合った矢先でのこのドッキリだったそうです。

今回もまた、カンテレではオンエアまでこのシーンの事前情報は流れませんでした。関東のフジテレビでは同日午後に放送された番宣番組の中でこのドッキリの予告があったようです。当面、事前情報の有無に関係なく要チェックかと思います。


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KTV「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP オール新作!テレビが戻ってきたぞSP」、2020年6月20日放送

カンテレ6月20日放送「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP オール新作!テレビが戻ってきたぞSP」にて、強制的に2択の泥んこ○×クイズに挑戦させて正解・不正解どちらでも泥落ちになるドッキリ「秒で2択クイズ」が久々にあり、今春AKB48を卒業予定だったが延期になっている峯岸みなみが泥んこになっていました。服が泥まみれになり、顔にもまだらに泥が付いています。

泥に突っ込んだ峯岸みなみは「自粛明けには応えますね、久しぶりの洗礼です」とコメントし、スタッフから「峯岸さんてもうこういう路線なんですか?」と聞かれて、「違いますよ!」と答えていました。Twitterに収録後の写真が掲載されています。

19日に流れていた短い番宣CMにはこのシーンはなく、番組サイトやEPGの情報でも触れられていませんでした。セット利用の効率性からすると、他にも何人か収録している可能性があり、今後しばらくは予告の有無に関係なく要チェックかと思います。


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NHK教育テレビ「土曜倶楽部」1988年5月放送他、古い干潟番組をまとめてご紹介(2020年6月ご提供分)

先日、コレクターの方から、1980年代後半~1990年代前半に放送された干潟を取り上げたいくつかの番組の詳しい情報をいただきました。まとめて紹介させていただきます。(ありがとうございます!)

●日本テレビ「徳光和夫のTVフォーラム」、1987年5月放送
(画像1~22)

1984年から1988年にかけて日本テレビ系列で毎週日曜午前に放送されていた情報番組です(Wikipedia)。サブタイトル「最後の干潟 有明海の謎」の回で、有明海の干潟が取り上げられました。リポーターが第3回鹿島ガタリンピックに参加するVTRもありました。

●NHK教育「土曜倶楽部」、1988年5月28日放送
(画像23~119)

1987年から1990年にかけてNHK教育テレビで毎週土曜夜に放送されていた若者向け教養番組です(Wikipedia)。NHK福岡放送局の制作で「変身・人間ムツゴロウ~有明海・干潟体験~」という回がありました(NHKアーカイブスの番組情報)。

番組レギュラーの一般人の若者が「体験隊」としてテーマごとに体当たりの取材をするのがフォーマットのようで、4人の女性・男性が実際に有明海の干潟を訪れ、第4回鹿島ガタリンピックに参加したり、ムツゴロウやワラスボの伝統漁に挑戦したりしていました。ガタリンピックでは「潟スキーマラソン」という競技があり、トップが10分少々のタイムだったのに対して最下位の競技者はゴールに50分ほどかかっていましたが、その間他の競技は進行していたのでしょうか。

VTRの冒頭、「体験隊プロモーションビデオ 泥の海でこれがやりたい」という部分があり、体験隊の一人が泥に顔をつけて泥パックしていました。

また、スタジオにも土と水で泥場を設けるというちょっと変わった趣向でした。干潟を取材したメンバーの他に大勢のレギュラー出演者がいて、泥に寝転ぶ出演者もいましたが、出演者の多くはあまり泥を触っていなかったようです。

●テレビ朝日「独占!女の60分」、1991年放送
(画像120~171)

●テレビ朝日「お昼の独占!女の60分」、1992年放送
(画像172~202)

「独占!女の60分」は、テレビ朝日で1975年から1992年にかけて土曜昼(末期は平日)に放送されていた主婦層向けのバラエティ番組です(Wikipedia)。関西の朝日放送では末期以外はネットされていなかったようです。この番組では「アタッカー」と呼ばれるリポーターが様々な体当たり取材をするのが売りで、ガタリンピックの参加は毎年恒例だったそうです。過去のクリップ集の記事にも登場しています。

現在の大会では、取材であっても1人の参加者がエントリーできる競技はプログラム上連続しない形で2つ程度かと思います。そのため大会全体への挑戦という形で特集する場合には、複数人でチームを組んで様々な競技に参加するパターンが多いかと思います。しかし1991年の「女の60分」では1人で大半の競技に参加しているように見えます。

また、1992年のニュース2本もご提供いただきました。

●FNN系列のニュース、1992年放送
(画像203~209)

●NHKのニュース、1992年放送
(画像210~216)

以上です。第1回のガタリンピックが1985年ですので、最初の2本の番組「徳光和夫のTVフォーラム」・「土曜倶楽部」が放送された1987~1988年あたりは、有明海の泥干潟のレジャー利用が始まった初期にあたります。いずれの番組もこれまで他のクリップ集で見かけたことがなかったので、大変貴重だと思いました。

この時期、ガタリンピックや干潟体験はニュースや情報番組の取材ネタとして今以上に新鮮だったと思いますので、全国ネットだけではなく、地方局でまだ発掘されていないシーンがあるのではないかと思います。特に地元の佐賀や隣県の福岡のローカル番組に関しては、この時期に限らず、ごく最近に至るまで、未だ紹介されていないシーンが数多くありそうな気がします。もし未発掘と思われるシーンをお持ちの方がおられましたら、是非ご一報いただければと思います。

また、当時はネット時代の今と比べると、取材ではなくごく一般の方が遠方から地方の町おこしイベントに行くというのは情報の面でも心理的な面でもかなりハードルが高かったのではないかと思います。これまでお会いした方の中では、1995年に参加されたという方がもっとも早期でした。ブログをご覧の方で、1980年代から90年代前半の頃に生で大会の参加や観戦に行かれたという方がおられましたら、是非体験談を伺えるとありがたいです。


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