この記事は、7月31日掲載の「東海テレビ『ドッキン!やばいばる』、1980年代半ば(1984年頃)放送【追加記事その1・黒の顔拓期】」と合わせてご覧ください。
この「追加記事その2」では、今回確認した2つのクリップに含まれるカラフル顔拓のシーンをまとめてご紹介します。
カラフル顔拓(番組司会者は「2色刷り」と呼んでいたようです)は、刷毛を使って塗っている時期のものと、巨大なスポンジローラーを使って数秒で一気に塗ってしまう時期のものがありました。
刷毛を使ってカラフル顔拓をしている頃は、顔拓を受けることになる理由やシチュエーションについては黒の顔拓期に近かったようで、顔拓メンバーは椅子に座り、その周りを他のメンバーが取り囲んでいます。
スポンジローラーの時期は、敗者を決めるゲームが刷毛の時期とは別のものになっているらしく、顔拓メンバーはゲームが行われていた台の上で正座の姿勢でヘアバンドや養生用の前かけを着せられ顔拓を受けています。顔拓メンバーの近くにはMCとゲームの参加者と黒衣がいるのみで、他の大勢のメンバーは雛壇から見守っています。(記事は顔拓の色で分けるより刷毛使用の時期とスポンジローラー使用の時期で分けるほうが適切なのかもしれません。)
付着については、黒のほうが見た目は濃く、赤・青の顔拓は紙を押しつけたあとに大半の塗料が紙のほうに持っていかれて肌が綺麗になっているところも見られました。またスポンジローラーのときは、綺麗に塗れていない回もあります。
以下、シーンごとに書いていきます。
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