1960年公開の日本映画「電送人間」が、11月12日にBS日本映画専門チャンネルで放送されました。映画の基本情報についてはWikipediaなどもご参照ください。
この映画の序盤、ボーイは軍服の兵隊、ホステスはセーラー服とミニスカートのコスプレで接客する「軍国キャバレーDAIHONEI(大本営)」というキャバレーで、金色のビキニ水着を着て全身金粉塗りした女性ダンサーがダンスショーを見せる場面があります。
このダンスシーンはストーリーの本筋とは特に関係ありませんが、1シーンの隅っこに映っているというレベルではなく、1分少々の長さに渡ってその間の中心的な被写体になっています。顔もアイラインや唇を除いて全部金色で、髪は金色の布で包まれています。
映画での金粉シーンといえば1964年公開のアメリカ映画「007 ゴールドフィンガー」が特に有名ですが(2011年7月17日の記事参照)、この「電送人間」はそれより早くに制作されたものです。
ダンサーが誰なのか、また出演者にクレジットされているのかどうかは確認していませんが、ご参考までオープニングの出演者一覧から、主役級以外の部分の字幕を掲載しておきます。
11月29日にもリピート放送があります(日本映画専門チャンネルの放送スケジュール)。