NHKの夕方のニュース番組「ニュース シブ5時」7月26日放送分にて、東京で期間限定開催中の佐賀県PRイベント「GATA-BAR(ガタバー)」(概要は7月24日の記事など参照)が特集されました。(Twitterやコメントでお知らせいただきました。ありがとうございます。)
番組の女性ディレクターがリポーターをつとめ、他の人たちに混じって潟風呂に入ってみるところや、佐賀県が撮影した地元での干潟の泥採取の様子、地酒も飲めることなどが紹介されていました。5分ほどのVTRにまとめられていて、これまでに地上波で取り上げられた中ではもっとも詳しかったと思います。
リポーターによると、「磯の良い香りがする」、「とても滑らか、クリーミー」、「さらさらして気持ちいい」そうで、「温度は涼しいときでも暑いときでも28度くらい」とのことでした。
有明海の干潟から泥を採取する過程についても比較的詳しい説明がありました。ナレーションと映像を総合すると、ガタリンピックの会場にもなっている鹿島市の干潟から、およそ15人がかりで、表面から5センチから10センチの上澄みの泥をバケツにすくい、漉し器で貝殻や小石を取り除いた上でビニール袋に密封、発泡スチロールの箱に詰め、「1箱30キロ以上」・「100箱分」をトラックに積み込んだそうです。朝10時から始めた作業は8時間にも及び、さらに1000キロの道のりをトラックで2日間かけて東京まで運んだそうです。
VTRの最初のほうでリポーターが「泥の重さは8トンもある」と説明していましたが、この数字はたぶん入れ替え分も含めた2回分の総採取量と思われます(7月24日の記事)。地元では、入れ替え用のために、上記の作業を後日もう一度繰り返したのでしょう。
なお、シャワーも完備されていると紹介されていましたが、実際に行かれた方によると、お湯は出ないそうです。潟風呂での「納涼」という要素も推されていて、盛夏ならではの企画と言えそうです。
エキサイトニュースでも取り上げられています。
【掲載後追記】
ついでに、これも行かれた方の情報ですが、各日のオープン時間当初は泥の濃い部分が底のほうに溜まって上のほうはやや水っぽく、人が入ってかき混ぜられるうちに全体がトロトロになるそうです。そのため、時間帯やそのときの状態によって水っぽく見えたりトロトロに見えたりするようです。
1コマ目の女子アナに、このままの格好で入って欲しいですね!