参考記事です。NHK BS4K8月12日放送「よみがえる新日本紀行「干潟の海〜有明海〜」」は、1972年に放送された「新日本紀行」で有明海の干潟を訪れた回の再放送でした(番組サイト)。再放送パートが終わった後、現在の鹿島市の様子を紹介するパートがあり、干潟体験で賑わう様子や、ガタリンピックの資料写真なども少しだけ紹介されていました。
ナレーションでも少し触れられていましたが、干潟がレジャー利用されるようになったのは1985年のガタリンピック以降で、イベント以外にも干潟体験という形で観光地の遊び場として定着していくのは1990年代以降だったかと思います。1972年の「新日本紀行」では潮干狩りのレジャーは登場するものの、後の時代のような泥んこ遊びの観光地という姿は影も形もありません。ガタリンピックの開催が、パラダイム転換に相当するような出来事としていかに大きかったか、改めて感じました。