Teleantioquia「Generacion 9」、2012年頃放送【追記あり】

コロンビアのテレビ局Teleantioquia(Wikipedia)の番組「Generacion 9」(番組サイト)にて、出演者が同国のArboletesという町にある泥火山を訪れて泥温泉に入るシーンがあり、その中の一人が足を踏み入れたところ、思ったよりも深くて一気に頭まではまってしまうという展開がありました。

「Volcan del Lodo – Arboletes Generacion 9」
http://www.youtube.com/watch?v=r4RIxyHSmCE

泥は柔らかくトロトロで、良好な付着です。はまった直後には顔が完全に泥に覆われています。衣装はビキニの水着姿です。

正確な放送日は確認していませんが、上記動画の公開日から、たぶん2012年頃の放送かと思います。ふだんは海外のみでの放送の番組は取り上げていませんが、この泥質でこのような付着のテレビシーンというのはなかなかないと思いますので、ご紹介しておきます。(メールにてお知らせいただきました。ありがとうございます。)

以前、コロンビアのトトゥモ火山を訪れたBS-TBSの「地球絶景紀行」を取り上げたことがありますが(2013年7月15日の記事参照)、コロンビアにはこういった泥火山の温泉があちこちにあるのでしょうか。

Wikipedia英語版の「Arboletes」の項には、ここのMud Volcano(泥火山)についての簡単な説明が載っています。それによると、世界各国から観光客が訪れているそうです。
































【2月22日追記】
すでにTwitterのほうで書きましたが、この場所についてネット検索等で見つけた情報を何点か補足しておきます。

この動画の場所はコロンビアのアルボレテス(Arboletes)という町にあり、観光地名「Volcan De Lodo」(ボルカン・デ・ロド)として、Google+及びGoogleマップに登録されています。Google+には同地に行った方のレビューが書かれていて、Google翻訳を頼りに意味のとれる部分を拾ってみると、(火山性の温泉なので)硫黄臭があり、海が近くて浸食されているとか。また、レストランなどもあって観光施設として設備は調っているようです。今回の動画から、立ったまま全身すっぽり潜れるほどに深いことが分かりますが、Wikipediaによると、比重の関係で泥の表面に体が浮き、沈んでしまうことはないようです。

YouTubeの他の動画では、こちら「125 Ideas – Sopetan / Arboletes Marzo 17 de 2013」(50分50秒過ぎ)やこちら「CAMPAMENTO DE JOVENES UJEI 2013」などで場所のおおよその雰囲気をうかがうことができます。遊んでいる人たちのノリは、日本の干潟体験場にも似ているでしょうか。

BS-TBS「地球絶景紀行」(2013年7月15日の記事)のほうで紹介されていたのは観光都市カルタヘナから60キロほどの「El Totumo」(エル・トトゥモ)で、こちらもGoogle+及びGoogleマップに登録されています。ついでにTotumoのほうで頭まで潜っている動画もご紹介しておきます(「GO PRO: Volcan de Lodo // Mud volcano」)。こちらも体が沈むことなく泥の表面に浮くようです。

両地点の距離は400キロほど離れているようです(Googleマップ)。アルボレテスのほうの「Volcan De Lodo」は単に「泥火山」(mud volcano)という意味ですので、その言葉だけで検索するとTotumoのほうの情報や動画も出てきますが、上記のとおり距離の離れた別々のポイントです。

いずれの場所もなかなか面白そうですので、今後、日本の紀行番組や旅行番組でも取り上げられることに期待したいと思います。