BS日テレ9月1日放送の「絶景・世界自然の謎」(番組サイト)はカスピ海沿岸のアゼルバイジャンが舞台で、リポーターの甲斐まり恵がナフタランという町のヘルスセンターで「原油風呂」を体験するシーンがありました。
番組のナレーションによると、通常、原油はそのまま肌で触れるのはよくないとされているが、この原油風呂では同国の内陸部で採れる無害で薬効のある特殊な原油を使っているそうです。見た目にはチョコレートような質感ですが、被覆力が強いようで、甲斐まり恵は「(手の甲を指でこすりながら)なかなか肌が見えてこない」とコメントしていました。ただし匂いや感触は基本的には「油」のようで、入っているときには「油のにおいがする」、また風呂から出たあとには「まだ油(のベタベタ感?)がとれない、完璧にとろうと思ったら何時間もかかりそうなのでそのまま出た」という感想もありました。
番組では漬かっていたのは首より下までで、「顔と頭に油がついてはいけないので(姿勢の制御が)たいへんだった」と言っていましたが、つかないように気をつけたという意味なのか、規則でそうなっていたのかまでは分かりません。ただ、入る前にメディカルチェックがあったり、原油ということで口などに入るのがダメそうなイメージからすると、おそらくは入り方のルールとして首から下までと決められているのではないかと思われます。
「絶景」つながりというわけではないですが、2007年放送の「世界の絶景100選 天から舞い降りた奇跡の絶景スペシャル!」の過去記事に画像を追加しました。フジテレビアナウンサーの大島由香里と生野陽子が全身赤土塗りをしています。