Top > Works > ダウンロード版のフォーマット変更について (2014年6月5日Twitterから先行掲載、6月8日更新)

ダウンロード版のフォーマット変更について

当サイトではこれまでダウンロード版のエンコードの際に「コーデック:WMV 画面サイズ:1280x720 ビットレート:約4Mbps」(以下、WMV版と表記します)という設定を利用してきましたが、今後は「コーデック:H.264 画面サイズ:1920x1080 ビットレート:約6Mbps」(MP4版と表記します)へ移行することを予定しています。このページでは、それらのサンプル動画ファイルを掲載しています。ただし、動画の内容としては(現時点では)すでに他のページやYouTubeに掲載済みのものばかりで、新規のシーンはまったく含まれていません。

なお、6月7日掲載の「泥んこ体験その23 循環編」では、過渡的にMP4版とWMV版の両方を掲載しています。

このページはまだ更新作業中で、後日、Blu-ray版との比較用の短いサンプルも掲載できればと考えています。

ふだんダウンロード版(あるいはBlu-ray版)をご覧いただいている方でご興味のある方がおられましたら、もしよろしければお試しいただき、画質やスムーズな再生の可否などについてご確認いただければと思います。

【6月8日更新】
Blu-ray版と新たなMP4版との比較用サンプルファイルを掲載しました。

【2019年12月22日更新】
このページのサンプル動画ファイルの掲載は終了しました。文中のGoogleドライブへのリンクは機能しません。

サンプル動画ファイル … 新たなMP4版と従来のWMV版の比較

新たな設定と従来の設定を表にまとめると、以下のようになります。

種類解像度コーデックコンテナビットレート
MP4版
(新たなダウンロード版の設定)
1920x1080H.264(MPEG-4 AVC)MP4約6Mbps
WMV版
(従来のダウンロード版の設定)
1280x720VC-1(Windows Media Video 9)WMV約4Mbps
Blu-ray版(参考)1920x1080H.264(MPEG-4 AVC)
またはMPEG-2
MPEG-2 TS約25〜30Mbps

ファイルサイズとサーバ負荷の都合上、このページの動画ファイルはGoogleドライブのほうに掲載しています。以下の手順でダウンロードできます。
(1)以下それぞれの「…….zip」のリンクをクリック
(2)新たに開くタブ(ウィンドウ)の上部の下向き矢印アイコン(ダウンロードボタン)をクリック
(3)さらに開くタブ(ウィンドウ)の「ダウンロード」ボタンをクリック(これでダウンロードが開始されます)

※ZIPにしていますので、ダウンロード後、解凍してからご覧ください。
※早期に掲載終了する場合があります。

絵の具「4K動画を試してみる」より)

MP4(新版)とWMV(旧版)の比較クリップ … tt_mitei_clip01hikaku.zip (Googleドライブ、35MB)
※サンプルファイルの掲載は終了しました。

泥んこ「4K動画を試してみる」より)

MP4(新版)とWMV(旧版)の比較クリップ … drk_mitei_clip01hikaku.zip (Googleドライブ、65MB)
※サンプルファイルの掲載は終了しました。

Blu-ray版とMP4版の比較 (6月8日追加)

Blu-ray版と新たなMP4版(ついでに従来のWMV版も)との画質比較用サンプルファイルも掲載しておきます。ダウンロード版の画質が向上したらBlu-rayではなくダウンロードによる入手を検討したいという方は、これらのファイルで比較してみていただければと思います。

今回掲載のBlu-ray版サンプルファイルのコーデックはMPEG-2・ビットレート25Mbpsです。収録時間は短いですが、Blu-ray版に相当する画質設定でエンコードしています。

「パイ投げ体験その13 緑青編」予告編動画(約1分)

Blu-ray版 … pt13pv01master.zip (Googleドライブ、209MB)
MP4(新版)とWMV(旧版)の比較クリップ … pt13pv01hikaku.zip (Googleドライブ、89MB)
※サンプルファイルの掲載は終了しました。

「白塗りその9」全編(約2分)

Blu-ray版 … sn09clip01master.zip (Googleドライブ、375MB)
MP4(新版)とWMV(旧版)の比較クリップ … sn09clip01hikaku.zip (Googleドライブ、161MB)
※サンプルファイルの掲載は終了しました。

再生環境・再生ソフトについて

現状のダウンロード版(WMV・1280x720)がスムーズに再生できている環境であれば、新たなMP4版もたいていスムーズに再生可能だと思います。

最近ではH.264はWMV以上にごく一般的なコーデックとなり、拡張子が「.mp4」となっているファイルの多くは、H.264でエンコードされたものです。YouTubeなど動画サイトでも多くの動画がH.264でエンコードされています。そのため、最近のPCではたいていの環境で再生可能です。

再生ソフトについては、マイクロソフトの「Windows Media Player 12」、フリーソフトでは「Media Player Classic Homecinema 1.7.5」・「VLC Media Player 2.1.3」で再生できることを確認しています。その他、H.264コーデックに対応した最近の動画再生ソフトであれば、たいてい大丈夫だと思います。

Apple「QuickTime 7.7.5」でも再生できるはずですが、私の環境ではQuickTimeで再生するとなぜかカクつきました。原因は確認できていませんが、他のソフトではスムーズですので、この点についてはPCのスペック以外のところに問題がありそうです(QuickTimeのこの点については「4K動画を試してみる」でもまったく同じ現象が起きています)。

特にMacでの再生については私のほうで確認がとれないため、Macをご使用の方から問題なく再生できるかどうかお知らせいただけると参考になります。

補足説明

編集用のPCとしてこれまでは2007年発売のCore 2 Quad搭載のデスクトップを利用しており、H.264動画の再生は可能でも、H.264動画のネイティブ編集・エンコードはやや荷が重い状況でした。AVCHD(これもH.264です)の編集はいったん中間コーデックに展開して行い、またBlu-ray版のコーデックにH.264を利用する際はほぼ一晩かけてエンコードしていました。このたびPCの入れ替えに伴い、H.264のエンコード時間が大幅に短縮できるようになり、作業時の負荷がかなり軽減されそうですので、ダウンロード版をH.264・1920x1080へ移行することを予定しています。

ビットレートについては、ダウンロードという配布形式のため、ファイルサイズと画質のバランスを考慮しつつかなり抑制せざるをえませんが、いくつかエンコードを試したところ、平均6Mbpsあたりになりそうです。YouTubeの1920x1080はH.264でだいたい平均3〜4Mbpsほどですが、それよりもやや余裕のあるビットレートになります。

ファイルサイズをあまり気にする必要のないBlu-ray版では25〜30Mbpsのビットレートを設定しています。動きの激しい場面ではBlu-ray版のような高いビットレートが有利ですが、動きの静かな場面では、ぱっと見の印象としては極端に大きな差は感じられないかもしれません。後日、Blu-ray版と新たなダウンロード版の比較用のサンプルも掲載したいと思います。(【6月8日追記】Blu-ray版との比較用サンプルを掲載しました。)