Top > Works > 4K動画を試してみる (2014年5月18日掲載、2019年6月28日更新)

4K動画を試してみる

2014年5月、4K動画(記録画素数3820x2160)による絵の具撮影と泥んこ撮影を行ってみましたので、その30秒〜50秒ほどの短いサンプル動画を掲載してみます。作品としては後日改めて掲載予定です。

ディスプレイが4K対応でなくても再生自体は可能ですので(ただし後述のようにPCのスペックによってはスムーズに再生できない場合があります)、興味のある方はお試しいただければと思います。

サンプル動画

【2019年6月28日追記】
このページの開始当初からGoogleドライブに掲載していたオリジナルの動画ファイル(YouTubeやVimeoにアップロードする前のファイル)は、掲載を終了しました。現在は以下のVimeo掲載の動画をご覧いただけます。

絵の具

泥んこ

動画再生枠右下の四方矢印アイコンで全画面再生、歯車アイコンの「画質」から「4K」を選択すると4K画質になります(回線の状況やPCのスペックによってはコマ落ちすることがあります)。

画像

動画からのキャプチャ画像です。クリックすると1280x720のサイズで表示されます。

絵の具

※絵の具のオリジナルサイズ(3840x2160)のキャプチャ静止画は以下のリンクからご覧いただけます。1枚1MB〜1.5MBほどの容量があります。クリックすると別タブ・別ウィンドウで画像が開きます。

1枚目  2枚目  3枚目  4枚目

泥んこ 【5月31日追加】

再生環境・再生ソフトについて

4K動画をコマ落ちなくスムーズに再生するには、HD動画に比べてシステム要件が少し厳しいようです。2007年のCore 2 Quad Q6600のデスクトップPCではコマ落ちしました。最近のCore i7-4770ではスムーズです。ディスプレイは4K対応でなくても再生可能です。HDの場合でもリサイズされることで細密な表示になります。

再生ソフトについては、マイクロソフトの「Windows Media Player 12」、フリーソフトでは「Media Player Classic Homecinema 1.7.5」・「VLC Media Player 2.1.3」で再生できることを確認しています。その他、H.264コーデックに対応した最近の動画再生ソフトであれば、スムーズに再生できるかどうかは別として、たいていとりあえず映像と音は出ると思います。

Apple「QuickTime 7.7.5」でも再生できるはずですが、私の環境ではQuickTimeで再生するとなぜかカクつきました。原因は確認できていませんが、他のソフトではスムーズですので、この点についてはPCのスペック以外のところに問題がありそうです。

補足説明

最近、民生用のビデオカメラやデジタルカメラで4K動画(記録画素数3840x2160の動画)に対応した機器が登場し始めました。4K対応のテレビやモニターについては普及しているというには程遠い状況ですので、客観的な需要や実用性だけを考慮すればこうした試みは時期尚早とも言えますが、今回は長年来の個人的な関心もあり試してみることにしました。さらに、内容を脇に置いてこういう部分を工夫してもあまり意味がないかもしれませんが、この点もまた、技術的側面での実験の一つとして何卒ご容赦ください。

また、1080Pや720Pなどにエンコードした場合の精細感という点で、おそらく既存の再生環境でのメリットもあろうかと思います。

4K動画については撮影・編集・再生いずれの部分についても技術的な情報の蓄積がこれからという状況ですので、今後、Twitter等でそういった話題もときどき取り上げていきたいと思います。

興味をお持ちの方からのフィードバックもお待ちしています。もしよろしければ、一言メッセージフォームから、スムーズな再生ができたかどうかにつきまして、CPU・メモリなどの再生環境を添えてお知らせいただけますと参考になります。(サンプル動画の内容のみをご覧になりたい場合は、後日のエンコード版の掲載をお待ちいただけましたら幸いです。お待たせして申し訳ございません。) (【5月21日追記】YouTube版を追加しました。

おまけ 【5月31日追加】

今からちょうど10年前、720P動画機で撮影した映像からのキャプチャ画像の一部を、「(参考)2004年のGR-HD1」に掲載しましたので、そちらもご興味のある方はどうぞ。