Top > Specials > 1990年代以前の撮影エピソード募集へのご投稿 (2017年5月27日掲載)
昨年4月、ネットの普及以前、パイ投げや泥んこなどのまみれ系の映像(や写真)を個人的に撮っていた方はどれくらいおられたのだろう？という関心から、アンケートページ「1990年代以前の撮影エピソードをお待ちしています」を掲載していました。
掲載から1年以上経ちましたが、その間に1件、大変貴重なご回答をいただきました。以下にご紹介させていただきます。
Fetish Factory GAGONの東山さんからお寄せいただいた体験談です。
わたしが、はじめて撮影したのは1992年
当時の彼女を撮影したのがはじまりだった。
そのとき彼女とはつきあいはじめて2年ほど
すでに着衣のまま濡らしたり、ローションまみれケーキまみれ、生クリームまみれといったプレイとしてやっていた。
プレイとしての彼女の反応は楽しそうだからいいよ、というもので、彼女自身も嫌いではなかったのかもしれない。
しかし、いま思うとかなり私の変態プレイにつきあってくれたような気がする。
その時の彼女は、制服を着るコンパニオン系の仕事をしていた。
それも汚しちゃったりしていたなあ・・・。
若いころはなんて勢いがあるんだろうと思う。
そして、ビデオに撮って残したという気持ちが出てくる。
当時、ビデオカメラなんかは個人で持っている人はいない。
さて、どうしたものか。
インターネットもない、パソコンもない。
街を歩いて調べるわけだが、時間がかかる。
当時のカメラ屋というか写真やみたいなところでレンタルビデオカメラを見つけたのでカメラを2泊3日で借りた。
Hi8のカメラだったと思う。
いくらしたかは忘れたが。
彼女との旅行の計画をたて
濡れ汚れ旅行で撮影を実行。
そんなことを何度かやっていた。
実はこの時の映像を販売したことがある。
世の中にこんな変態がいるんだぞということを知らせたいと思った。
当時全盛のセルビデオ店、店長とも親しい仲のお店に5本おいてもらった。
VHSビデオですね。
パッケージとか背帯とかどう作ったのか忘れてしまった。
編集も例のHi8のカメラをレンタルしてVHSのデッキとつなげてやったんだと思う。
これを出したのが1990年代の中頃だと思う。
これは売れなくてもいいやと思っていたのだが、すべて完売。
じつはこの時マスターも一緒にショップにおいてしまったので、私の手元には残っていない・・・。
もし、まだ持っている人がいたら、見てみたいなあ・・・
というようなわけで、貴重な体験談をご投稿いただき、まことにありがとうございました。
「インターネットもない、パソコンもない」というのが、時代を感じます。今はスマホでネットも写真も動画も全部できてしまい、隔世の感があります。また、現在はSNSで被写体の方を見つけることも比較的容易になりましたが、当時は個人的な繋がりの中で見つからなければ、手詰まりだったことでしょう。なお、ビデオカメラやデジタルカメラをレンタルできるレンタルカメラ店は現在でもあります。スマホよりも本格的な機材で撮影したいけど買うほどではないという場合や、ふだん使う機会のないハイエンド機種を一度使ってみたい場合などには、今も選択肢になりえるでしょう。
当時やそれ以前から、個人的なプレイとしてそういったことを楽しんでいた方はおられたとは思いますが、それを映像や写真で作品的なものとして残すことは、かなりハードルが高かったのではないかと思います。
個人的には、ある店舗の店頭に5本だけ並んだという幻の作品が気になります。東山さんのお手元にもマスターが残っておらず、持っている方がおられたら見てみたいとのことですので、その幻の作品とは、自分が持ってるこのVHSのことでは？というお心当たりの方がおられましたら、まずはご一報ください(メール)。ただ、もし買われた方がこちらの趣味の方ではなく、物珍しさから買ってみたという一般の方の場合は、発掘はもう難しいかもしれませんね。
もし他にもネット普及期以前の撮影経験談をお持ちの方がおられましたら、お気軽にお寄せください。以下は当初の募集文からのコピーになりますが、「純粋にパイ投げだけの内容では作れなかったが、他の趣旨の撮影にパイ投げ要素を滑り込ませた」とか、あるいは「計画は立てて動き始めたものの、最終的には断念した」というようなお話でも、伺うことができればと思っています。こういうエピソードがあるが今回の募集の趣旨に合致するのか？という質問でも、とりあえずお尋ねください。
引き続き、特に締め切りはなく、気長にお待ちしております。
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