Top > Works > サイト開設15周年のご挨拶 (2020年5月30日)

サイト開設15周年のご挨拶

日頃このサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

2005年5月30日にこのサイトの原型となるページをネット上に公開して以来、15年が経ちました(更新履歴)。あくまで趣味として始めたことなので、当初はこれほど長く続けることになるとは全然考えていませんでした。開始後、数年が経過してからも漠然と、いつかは多忙になり過ぎたり自分に飽きが来たりなどの理由で継続できなくなるのではないかと思っていましたが、幸いにも(?)そうはならず、現在に至っています。

当然ながら、続けてこられた理由は私自身の環境や要因のみによるものではありません。一つにはやはり、皆様から、日々のアクセスや作品のご購入、ご感想メッセージなど、様々な形でリアクションをいただき、それが積み重なってきたおかげです。自分が作ったり載せたりしたものに反応をいただくということは、本当に大きな継続のモチベーションでした。改めて、心より御礼申し上げます。

もう一つは、先人の方々、同好の方々のご活動です。私がサイトを始める2年前の時点では、自分がモデルさんにお願いして撮影するということ自体が、実現するとはまったく思いも寄らない、遠い夢でした。そこから撮影やサイト開設に至ったのは、先だって撮影されたりサイトを運営されていた方々との交流やその中で頂戴したアドバイスのおかげでした。開始後も、他の方から折に触れて様々な刺激をいただき、自分の撮影をする原動力になりました。そういったことにつきましても、交流させていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。それから、ご協力いただいたモデルの皆様のおかげでもあることは言うまでもありません。

現在は、私の時間や気力からさすがに以前のようなペースでの更新は難しそうですが、撮影やサイトはゆっくりとでも続けていければと考えています。

皆様もご存じのとおり、この3月から5月にかけては仕事以外では(あるいは仕事であっても)自由な外出すらもままならない状況が続きました。5月下旬からは制限が緩められ、状況が良くなりつつあるようですが、都道府県をまたぐ移動は引き続き自粛要請の対象となっています。国際的に大規模な人の移動を伴う本家オリンピックのみならず、それに比べればごくごく小規模でささやかな、国内の地方イベント「ガタリンピック」も中止となり、これまで何度も訪問した有明海の干潟がこんなにも遠くに感じられる日が来るとは、思ってもいませんでした。このような趣味活動は平凡で平和な日常あってこそのものだと、今さらながら痛感しています。近年、地震・台風などによる大きな災害も頻発していますし、その点でも、今まで以上に、やりたいことはできるうちにやっておくほうがいいのかもしれません。

どうか皆様もお大事にご無事にお過ごしください。それとともに、撮影してみたい、何か活動を開始したいとお考えの方がおられましたら、是非実現していただければと思います。私自身、2005年のあのときのタイミングで干潟撮影をしていなければ、もしかしたら現在のような形では活動していなかったかもしれません。まさに「思い立ったが吉日」だと思います。

最後に、サイト開設のきっかけとなった、2005年の干潟撮影の作品紹介ページを、公開当時に近い形で復刻掲載してみます。HDDのデータを探したところ、掲載開始直後のもの(2005年5月30日のバージョン)はありませんでしたが、2005年7月のタイムスタンプのものが残っていました。そのままではレイアウトの崩れがあるため多少手を入れており、完全に同一ではないですが、雰囲気だけでもご笑覧いただければと思います。

もしこの初期版をリアルタイムでご存じの方がおられましたら、長らくのご愛顧まことにありがとうございます!

復刻ページはこちらからどうぞ↓

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「インターネットアーカイブ 」のほうも探してみたところ、2005年12月時点のトップページと、「干潟泥んこ体験」を含め、そこからリンクされたいくつかのページが残っていました。当初はイベント撮影のほうも掲載していましたね。ゲストブックの書き込みまで残っていて、懐かしいです。