Top > Videos > ペイント体験その7 強調編 (2012年12月2日掲載、12月8日更新…紙上再録 追加)
絵の具作品の内容紹介です。(ダウンロード・ストリーミング、約14分)
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ご参考まで、撮影時のデジカメ写真です。映像からのキャプチャ画像ではありませんので、本編に同一の場面がない場合があります。
ペイント(塗料)系の素材を使った作品です。 全編、バターミルクペイント(食品ではなく塗料の一種です)の白を使っています。
オファーをしたモデルさんに、どういった雰囲気で内容を組み立てたいかお尋ねした上で、それに沿って作品を作ってみました。 意図された要素が充分に再現できたかどうかは分かりませんが、モデルさんにとってはまったく未知のジャンルという状況の中、果敢にやっていただいたのではないかと思います。 とても端整でクールな雰囲気の方で、絵の具には抵抗感もあるとのことでしたが、体験や感触はとても楽しかったそうです。
冒頭5分ほどと最後の2分ほどはコメントシーンのため、塗料のシーンはだいぶ短くなっています。 ほんの小品としてご覧いただければと思います。
映像につきまして、5分18秒過ぎ(画像14・15番あたり)、前後に比べて映像の色合いや質感が変わるところがありますが、これはハンディライトの誤操作で大幅に暗く映ってしまったところを編集で明るさを持ち上げているためです。 見づらいようでしたら申し訳ございません。意図的な演出の類ではありませんので、あらかじめご了承ください。
本編冒頭のインタビュー的な部分を紙上再録(テキスト起こし)してみます。 サンプル画像では002〜007のあたりに相当します。
この部分は、あらかじめモデルさんに質問事項をご提示し、いろいろお話もお聞きした上で、おおよその感想や回答内容をまとめていただいてから収録しました。 以下、文中の()はテキストにする際に言葉を補った部分です。
「C:」(黒字)がカメラマン、「M:」(青字)がモデルさんです。
(絵の具シーン開始前、モデルさんへのインタビュー)
C:オファーの内容を見て、どのように思いましたか?
M:内容を見て…今までやったことがないことだったのでびっくりしましたけど、そこのギャップみたいなものを出せたらいいかなって思います。
C:ギャップというのは…?
M:ふだんのすました感じというか、すまして化粧して綺麗な感じと、泥を塗ったあとの違い?…を見ていただきたいです。
C:絵の具にさわったことはありますか?
M:絵の具は…学校の美術とかでちょっと触ったことはあるんですけど…。うーん…なんだろう…塗ったりとかは、(やったことは)ないです。
C:これまでテレビなどで全身何かにまみれるようなシーンを見て、どのように思いましたか?
M:うーん…。なんか、お笑い芸人の方とかがやってるのは、見ててすごい面白そうだなというのは思ったんですけど…。実際自分がやるとなったらというのを考えたときに、ヤダな、というのはありました。
C:いやだというのは(具体的に言うとどういうことですか)?
M:よごれるし…。自分のキャラにも合ってないかな、というのは思います。
C:女の子がやることじゃないだろう、みたいな。
M:うん、そうですね(笑)
C:実際にこれに似た光景(これに類する光景)を見たことはありますか?
M:高校のときに部活で陸上部に入っていて、そのときに雨の(日の)練習でみんながもうよごれてて、私自身もちょっとだけよごれてて、そのついでだからみんなで砂場で遊ぼうとか言って、みんなが砂場とかに飛び込んでたんですけど、私はぜったいイヤだなというか、それを遠くで見ているような感じでした。
C:じゃあ、キャラクターとしては、どちらかというと、そういうのを面白がるほうだけど自分でやるほうではない、という感じですね。
M:うん、見てて楽しいって感じです。
C:今日はご自分でこういうことをやるわけですが…。
M:うーん…まあ今までそういう経験がなかったので、仕事としてやるんなら頑張ろうかなって感じです。まあ他の人がやってもいいんじゃないかな、とも思いますけど(笑)。
C:ちょっとそのへんは、(この仕事は)自分じゃなくてもいいんじゃないの、的な(心情ですね)。
M:(うなずく)
C:だけどオファーがあったから、まあ(引き受けても)いいかな、みたいな。
M:そんな感じですね(笑)。
C:こういう雰囲気にしたいとか、方向性みたいなものはありますか?
M:ただよごれるだけじゃなくて、ちょっと芸術というかアートというか、なんか綺麗な感じに…。彫刻というか、そういう感じにできたらいいなと思います。
C:かっこよくきめたい感じですね。
M:なんか、綺麗な感じで。
C:特に重視するポイントはどこでしょうか?
M:ポイントは…そうですね…。インパクトがあるのは顔かな、と思います。 (顔が)よごれちゃうと、誰かなという感じになると思うので、この、前の状態とよごれたあとの状態を見ていただけたらいいなと思うし、だけど、綺麗にやりたいと思います。
C:意外性がありつつ、フォルムとしては綺麗に、みたいな感じでしょうか。
M:そうですね。
C:方向性はいろいろあると思うので、表現できるかどうかはモデルさん次第だと思います。
M:(うなずく)
C:抵抗感はないですか?
M:抵抗感は…うーん。結構ありますけど、やるからには頑張ろうと思います。
C:こういうよごれ役(的なもの)ですけど、大丈夫ですか?
M:頑張ります(笑)。
C:なんだか、(反応に)他の人でもいいんじゃないの感がありますね(笑)。
M:ははは、そうですね(笑)。
C:なぜ指名が自分に、という感じでしょうか。
M:そうですね(笑)。
C:それじゃあ、お願いします。
M:お願いします。
(このあと、絵の具のシーンへ)
再録部分は以上です。
映像本編の最後には、絵の具シーン終了後のインタビューもあります。 モデルさんとしては実際にやってみると意外に感触が良く楽しかったそうですが、それと同時に、「よごれる」というキーワードを強調するようなコメントをされていたのが印象的でした。 もし気になりましたら、本編のほうをご覧いただければと思います。
作品時間:14分
撮影フォーマット:フルHD 24P
制作年:2012年
視聴方法:ダウンロード・ストリーミング
販売サイト:XCREAMよりご購入いただけます。
画質:フルHD~SDまで選択可能
形式:MP4
対応デバイス:パソコン・スマートフォン・タブレットなどに対応しています。