Top > Videos > マッドバスその1 (2017年8月5日掲載)
泥んこ作品の内容紹介です。(ダウンロード・ストリーミング、約23分)
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ご参考まで、撮影時のデジカメ写真です。映像からのキャプチャ画像ではありませんので、本編に同一の場面がない場合があります。
バスタブいっぱいに満たした泥素材(CMC泥)に、全身浸かっていただく撮影をしてみました。ふだんよりも素材量が多いので、全身包まれているようなシーンが多くあります。
モデルさんは、2011年に「泥んこ体験その14 三種編」など数作品に出ていただいた方です。最近久々にモデルのお問い合わせをいただき、当初はまたパイ投げでも…というお話だったところ、たまたま今回の泥風呂の計画や準備を始めたときだったので、泥風呂に参加していただくことになりました。
経験豊富なモデルさんですが、以前のご自分がまみれたときの姿や、いちばん最初に入って潜ったモデルさんの泥人形のような姿をご覧になって少しびびったところもあり、ブランクが長いことから初めてやるような感覚もあったそうです。
それでもどんどん潜ったりかぶったりを繰り替えされて、見た目よりも全然楽しかったとコメントされていました。
佐賀のときと比較すると、こちらのほうが素材が柔らかいので動きやすいが、浮力が強いため、仰向けに沈むのはなかなか難しかったそうです。また、髪がとても長いので、しきりに髪が重いと言っておられました。
今回の泥は、基本的には「ペイント体験その31 CMC編」と同じ組成で、それを水180リットルベースで作ったものです。使用したのは水180リットル、CMC5キロ、砂糖(上白糖)10キロ、泥色のピグメント約4キロ、チタニウムホワイト約1.3キロです。なお、詳しい方によると、バスタブいっぱい程度であればピグメントは5キロも不要で、泥色3キロ・チタン白1キロの合計4キロ程度で充分だそうです。
メリットとして、この量の割には、素材の混ぜ合わせと処分が比較的楽で(今回混ぜ合わせには一切の電気工具を使用していません)、仕上がりの質感のコントロールがしやすく、且つコストもわりと安価であることがあげられます。
注意点としては、ある程度混ぜ合わせてから、使うまでに一定の時間を置くことが重要で、最初はダマが目立っても時間の経過により徐々に溶けて目立たなくなります。バスタブいっぱいくらいであれば最低でも5~6時間、待ったほうがいいようです。今回は撮影前日の夜に仕込み、翌日午前から使いましたので、11時間ほどは経過しています。逆に、混ぜ合わせたあとすぐ撮影という使い方には向きません。そういう使い方をするためには、ブレンダーやミキサーなど機械による撹拌が必要になると思います。
使用後の素材の処分は、基本的には水でじゅうぶんに薄めながら流せます。ただし設備によるかもしれませんので、実践等で試される場合はまずは少量で試すなどのほうが安全かと思います。
上記「CMC編」にも書きましたが、この素材は主にTwitterで活動されている生クリーム部長さんとりょうさんよりいろいろと情報をご教示いただきました。ありがとうございました。
今回の撮影は有アキラコロッセウム(有明コロシアム)さんにご協力いただきました。ありがとうございました。
作品時間:23分
撮影フォーマット:4K 60P
制作年:2017年
視聴方法:ダウンロード・ストリーミング
販売サイト:XCREAMよりご購入いただけます。
画質:4K~SDまで選択可能
形式:MP4
対応デバイス:パソコン・スマートフォン・タブレットなどに対応しています。