Top > Works > 「Be the Canvas!」最初のDVD作品のご紹介 (2015年1月11日掲載、2月2日追記…Flickrについて)

「Be the Canvas!」最初のDVD作品のご紹介

1990年代半ば以降、WAMやmessyといったキーワードが日本に広まっていく草創期に大きな役割を果たされ、その当時にオリジナルの作品も制作された槙村瞭さん(Twitterアカウント)が、このたび「Be the Canvas!」レーベルで久々に映像作品「Be the Canvas! DVD Vol.1」を制作され、1月5日から公式サイト(別ウィンドウで開きます)にてWEB先行販売を開始されました。私は制作には直接関わっていませんが、日頃お世話になっている方が久しぶりに制作された作品ということから、こちらで簡単にご紹介させていただきます。

サンプル動画

YouTube

クリックすると別ウィンドウで再生されます。

ジャケット画像

※このジャケット画像はclubwam!のaiさんがデザインされたそうです。

その他、作品内容の写真は槙村瞭さんのTwitterに掲載されていますので、そちらもご参照ください。

内容のご紹介

モデルさん(minoさん)が、BGMの中で、楽しそうにカラフルな絵の具にまみれて行きます。81分にわたる長尺で1つ1つのアクションが丁寧に撮影されており、足や手に絵の具を付けたり、ときにはカップで絵の具を垂らし、肌や衣服が絵の具に染まっていきます。Tシャツ・短パン姿に始まって、49分過ぎには水着姿になります。67分過ぎには顔にも絵の具を付け始め、73分過ぎにはカップの絵の具を自ら顔に垂らして完全に覆われます。

水色、黄色、緑、白の絵の具が使われ、色味も計算されているのか、色が混ざっても綺麗な見栄えへと仕上がっていきます。アメリカのMessy Funが1990年代初期に制作した作品の中に登場する絵の具の色使いを思い出しました。

生音はないためモデルさんのコメントは含まれていませんが、とても表情豊かなモデルさんで、笑顔や仕草から人間キャンバスを楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。

既存の多くの作品とはまた一風違った印象で、素材としての絵の具一つをしても様々な方向性がありうることを改めて感じました。以前にPiedAsianGirlsさんの泥んこ作品の紹介でも書きましたが、作り手さんが増えて選択肢が広がっていくことを楽しみにしています。

【2月2日追記】
槙村瞭さんのFlickrアカウントが開設され、そこにも写真が掲載されています。

映像フォーマットおよびご注文方法について

この作品は、今のところ、Be the Canvas! Web ShopにてDVD版をご注文可能です。

関連ページ

Be the Canvas! Web Shop … Be the Canvas!公式サイトです。
槙村瞭(Ryo Makimura)@ryo_makimura … 槙村瞭さんのTwitterアカウントです。

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